スケルトンリノベーションで理想の間取りへ

Beforeリノベーション前

写真:リノベーション前のリビング、リノベーション前の玄関、リノベーション前のキッチン、リノベーション前の洗面・バスルーム

神奈川県大和市のF邸は、大手不動産会社の分譲マンションです。キッチンやバスルームなどの設備や建具も良いものが使用されていましたが、1995年竣工の建物のため、設備は老朽化してきており、建具のデザインも時代に合わなくなってきていました。また、お客様はご夫婦お二人の暮らしの中で、下記の悩みをお持ちでした。

  1. リビングに隣接する和室を有効に活用できていない。また、リビングと和室に一体感がなく、狭く感じる。
  2. キッチンが物でいっぱいになりやすく、料理がしにくい。また、外の光が入らず暗く感じる。
  3. 浴室が古くなっており、また浴槽が小さく足を伸ばしてくつろぐことができない。
  4. 収納が少ないためか、玄関側の2部屋が物置部屋になっている。

スケルトンリノベーションの採用

お客様の悩みの解消には、大幅な間取り変更が有効と考えられました。物件の築年数も20年を超え、給排水管の交換が必要な時期に差しかかっていたため、スケルトンリノベーションをご提案しました。スケルトンリノベーションは、壁・天井・床を撤去してコンクリートの箱の状態(スケルトン)にしてから、給排水管・壁・床・設備等のすべてを新設する方法です。リフォームを部分毎に行うよりも作業効率が良いことから、工期を短く、コストを低く抑えられることもポイントになりました。 (詳しくは「よくあるご質問」をご参照ください。)

写真:実際の解体時の写真

プランニング(間取り変更のポイント)

間取りの変更(平面図)

【キッチン】

クローズ型で背面側のスペースが狭い。
⇒窓向きの対面式に変更。背面側のスペースを広くとり、面積を約1.3倍にしました。

【リビングダイニングと隣の部屋】

リビングダイニングの隣は和室。開口部・段差・仕様の点で、リビングダイニングとは明確に別空間に作られていました。
⇒和室を洋室に変更。大きな開口部でつなげてリビングと一体で利用できるようにしました。リビングの広さも1.25倍に拡大しました。

【浴室・トイレ・洗面】

浴室は1200mm×1600mmサイズ。トイレは個別式。洗面は脱衣所に設置されていました。
⇒浴室を1400mm×1800mmサイズへ変更。トイレは脱衣所のスペースと一体に、洗面はリビング内へ移動しました。

【収納・玄関側の2部屋 】

リビングを除く各部屋に収納スペースあり。玄関の両脇の洋室が物置のように使用されていました。
⇒押入れをウォークインクローゼットに変更。玄関脇左側の部屋を納戸に変更。合わせて玄関も広くしました。

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Afterリノベーションの結果

リビングダイニング・洋室

写真:リビング1

私達は、リビングの大きな窓と、その窓からの眺望がお客様の一番のお気に入りであることをお聞きし、抜けの良い視界を活かすことをテーマにしました。

リノベーション前のリビングの隣の部屋は和室で、リビング・キッチン・和室がそれぞれ独立の空間になっていたため、狭さを感じる原因になっていました。

写真:リビング2

そこで、和室の時にはあった床段差をなくし、隣接部分に大きな開口部を設けることで、一体感のある広い空間を作りました。間仕切りにはスライディングウォールを採用して、必要な時には、いつでも個別の空間にすることができるようにしています。

もとの和室にあった押し入れは、ウォークインクローゼットに変えて、物の出し入れをしやすいようにしました。

写真:リビング3

キッチンの対面側には、広い天板のカウンターテーブルを備え付けました。キッチンとの食器等の移動も簡単な上に、食事用のテーブルを個別に置かなくても良いことから、リビングをより広く使うことができます。

木製の天板、棚板、シンク横の格子と、グレーの柱、壁の装飾タイルなど素材と色の調和により、落ち着きがありながらも楽しさを感じさせる雰囲気を目指しました。

キッチン

写真:キッチン1

キッチンは対面式で前面にリビングルーム、その先には風景が広がる開放的な仕上がりにしました。

写真:キッチン2

カウンター側の開口部を天井までの高さで大きくとるとともに、シンク横の仕切りは壁ではなく、木製の格子を用いることで、より開放的で明るい空間にしました。

写真:キッチン3

吊戸棚が無くても十分な収納力を確保できるように、シンクに向かって立った時の背面側のスペースを広くとり、大きな収納家具を設置できるようにしました。

バスルーム・トイレ・洗面

写真:バスルーム1

浴室を広くすることは、お客様が最もこだわられたポイントの一つです。
居室側のスペースを十分に確保しながら、大きいサイズの浴室を設置するためには、洗面台と洗濯機置き場などの位置を大きく変更する必要がありました。
最終的には、洗面台を廊下に面して配置する方法を採用していただきました。

写真:バスルーム2

写真:バスルーム3

洗面台がリビング側にあることは一般的ではありませんが、帰宅時に玄関からそのままアクセスできるほか、趣味のスキーの道具を整備した時もすぐ手を洗うことができるなど、利便性も高いものになっています。

洗面台は、全体のトーンに合わせたデザインのものとし、リビング・キッチンとの自然なつながりをつくりました。

写真:バスルーム3

空間を効率的に利用し、また開放的に感じられるようにするために、トイレは敢えて独立しない形にしています。
トイレ・洗面・キッチンの壁面は、石目調の装飾タイル で揃え、デザインに統一感を持たせました。

玄関

写真:玄関1

お客様は、もとの玄関がやや狭く、暗く感じられることを気にされていました。そこで、玄関の両脇の部屋のドアを引き戸に換え、ドアの稼働範囲に生じていた活用しにくいスペースを玄関スペースに組み入れることを提案しました。
また、玄関とリビング間の扉をなくし、窓からの明るさとリビングの解放感が玄関まで伝わるようにしました。
玄関の床にはコンクリートテイストのタイルを使い、靴箱は明るい白にしてライトを利用することで、軽快な印象にして広がりを作りました。

洋室・収納部屋

写真:洋室・収納部屋1

玄関脇の2部屋については、以前は両方とも半ば物置のような利用になってしまっていたことから、片方を思い切って完全な収納部屋にしました。空いたもう1部屋は、ご主人が愛好しているウインタースポーツのための趣味の部屋にして、スキー道具のチューンナップなどもできる空間にしました。

写真:洋室・収納部屋2

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その他の施工写真

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